令和元年10月より最低賃金が引き上げられました。今回は平均で27円の引き上げです。全国平均は901円となり、東京都が1,013円、神奈川県が1,011円となり、やっと4桁となりました。900円台は大阪他5県で、700円台の県が17県ありあります。
住んでいる地域で労働の対価が変わることは、いまいち良く分からないのですが、地域事情などもあって仕方が無いのでしょうか。以前は、地方活性化などという言葉もよく耳にしましたが、最近はあまり耳にすることも無くなってきました。
最低賃金を見ているといつも思うのですが、賃金が安ければ人は離れていくことが多くなるでしょう。更に地方の埋没が進んでいきそうで怖いです。今回は、ほぼ一律27円の引き上げなので、格差を広げることにはならないかもしれませんが、地方で働いたら賃金は22%引きと考えるといやな感じです。
政府には、格差を狭める施策を期待したいですが、そんな動きも無さそうですね。
以下、今回の最低賃金の一覧です。括弧書きは、平成30年度地域別最低賃金。
令和元年度地域別最低賃金
1
東 京
1,013(985)
2
神奈川
1,011(983)
3
大 阪
964
(936)
4
埼 玉
926
(898)
5
愛 知
926
(898)
6
千 葉
923
(895)
7
京 都
909
(882)
全国加重平均額
901
(874)
8
兵 庫
899
(871)
9
静 岡
885
(858)
10
三 重
873
(846)
11
広 島
871
(844)
12
滋 賀
866
(839)
13
北海道
861
(835)
14
栃 木
853
(826)
15
岐 阜
851
(825)
16
茨 城
849
(822)
17
富 山
848
(821)
17
長 野
848
(821)
19
福 岡
841
(814)
20
山 梨
837
(810)
20
奈 良
837
(811)
22
群 馬
835
(809)
23
岡 山
833
(807)
24
石 川
832
(806)
25
新 潟
830
(803)
25
和歌山
830
(803)
27
福 井
829
(803)
27
山 口
829
(802)
29
宮 城
824
(798)
30
香 川
818
(792)
31
福 島
798
(772)
32
徳 島
793
(766)
33
青 森
790
(762)
33
岩 手
790
(762)
33
秋 田
790
(762)
33
山 形
790
(763)
33
鳥 取
790
(762)
33
島 根
790
(764)
33
愛 媛
790
(764)
33
高 知
790
(762)
33
佐 賀
790
(762)
33
長 崎
790
(762)
33
熊 本
790
(762)
33
大 分
790
(762)
33
宮 崎
790
(762)
33
鹿児島
790
(761)
33
沖 縄
790
(762)
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