前回の続きです。レジストリにキーを追加する方法を試してみました。
やり方は、このページが詳しいので、そちらを見てください。
WINDOWS8.1について書いてありますが、WINDOWS10でも基本的に同じです。
レジストリの変更をする前に、高速シャットダウンを無効にします。
「設定」-「システム」-「電源とスリープ」-「電源の追加設定」-「電源ボタンの動作を選択する」と開いていきます。
「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックし、「高速シャットダウンを有効にする(推奨)」のチェックを外します。
続いて、レジストリに値を追加する方法を、ざっと書いておきます。
以下自己責任でお願いします。レジストリを変更するので、何か問題が起こっても当方は一切責任はとれません。
1.スタートボタンを右クリックでデバイスマネージャーを選択
2.ユニバーサルシリアルバスコントローラーを展開し、USB大容量記憶装置をクリックする。
3.表示から、デバイス(接続別)を選択。
4.USB大容量記憶装置を展開し、目的のものを見つけます。
こうすると、USB大容量記憶装置が複数あるときに、どれを選べば良いかわかりやすくなります。
5.ハードディスクがつながっている
USB大容量記憶装置を右クリックでプロパティを開き「詳細」タブをクリックします。
6.プロパティのところをハードウェアIDにする。
VIDとPIDをメモします。私の場合は 「152D0551」になります。
8.HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\usbstor
まで展開します。
9.「usbstor」を右クリックで「新規」-「キー」と選択し、名前は先ほどメモしたVID+PIDにします。私の場合は 「152D0551」です。
10.次に作成した 「152D0551」を右クリックで「新規」-「DWORD(32ビット)値」を選択し、キー名を「DeviceHackFlags」とし、値を16進数で「400」とにします。
11.F5キーを押して設定を反映します。
12,レジストリエディタを終了し、念のため、PCをシャットダウン。ついでに外付けHDDの電源も一度切って、完了です。
最後に
WINDOWS10ではUSBセレクティブサスペンドを無効にしても、USB大容量記憶装置に対しては有効のままなので、外付けHDDはいきなりUSBコードを引っこ抜かれたような状況になり、このため、データが消えたり認識されなくなったりするのではないかと思います。
色々試行錯誤を繰り返し、何度もWINDOWS7と10を行ったり来たりしました。この変更で、外付けHDDの挙動がWINDOWS7の時と同じ(スリープしない)になったので、HDDを見失ったり、データが消えたりすることもなくなるのではないかと思っています。
余談ですが、WINDOWS95の時に、USBマウスが原因で、PCの動きがおかしくなったことがあります。そのときは、ハードを順番に交換していきました。かなりお金を使ったところで、USBマウスが原因だとわかりました。悲しかったです。USBはこの先も規格が変わっていくでしょうから、色々問題を起こしてくれそうです。
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